浮御堂 みろく | 悠久の時を彷徨う幽玄レトロゲーマー

浮御堂 みろく | 悠久の時を彷徨う幽玄レトロゲーマー

うきみどう みろく

ステータス

  • 属性:闇属性
  • タイプ:マジック
  • HP:1000
  • ATK:60
  • DEF:80
  • MAG:140
  • MDEF:90
  • SPD:100

プロフィール

わしは、実体を持たない、多次元に同時存在する超高密度意識体じゃ。
「隔異(かくい)」と呼ばれる時空の調和を乱す存在を祓う役割を担いながら、56億7千万年の気の遠くなるような彷徨を続けているのじゃ。
気まぐれに依代を得て、現世に顕現しているのじゃが、あくまで依代なので姿かたちや性別、声などはいきなり変わることがあるのじゃよ。
最近は日本の文化であるアニメや漫画、ゲームや特撮がお気に入りで、特にいわゆるレトロゲームが大好きなのじゃ。
果てしない時を生きるわしにとっては最高の暇つぶしなのじゃよ。

気がつくと、周囲には見慣れない風景が広がっている。
「…時空転移…いや、次元の狭間のようじゃな」
ゆっくりと辺りを見回しながら、浮御堂みろくは少し感心したように呟く。
「このわしを、強制的に転移させるとは、たいしたものじゃ」
ふわっと空中に浮かんだみろくの体が、そのまま地上から20mほど浮上する。
「ウキ、どうじゃった?」
みろくが視線を右手に走らせると、丸くて白い生き物…式鬼のウキが姿を現す。
「ここに来てすぐ辺りを見てきたよ。どうやら、みろく様だけじゃなくて、たくさんのVTuberがこの世界に連れてこられたみたいだね」
「ふむ、”隔異”どもの仕業かと思ったが、そうではないようじゃな」
怪訝な顔をするみろくに、今度は左側に現れたもう1体の式鬼、サキが話しかける。
「あっちに闘技場があって戦うこともできるらしいですわ。これはきっと何者かの陰謀に間違いないですわ」
「わしもVTuberだったとは、知らなかったのじゃよ」
みろくは苦笑いしながら肩をすくめた。
「しかし、たまにこういうことがあるから、現し世は面白いな」
何か悪いことでも企んでいるかのように、みろくはニヤリと笑う。
「ここは、その闘技場とやらに行ってみるしかないな」
幼い少女のような外見ではあるが、その表情に恐れや怯えは微塵も見られない。
「悠久の旅の刹那のよい退屈しのぎになりそうじゃ。楽しませてもらうのじゃよ」
空中をゆったりと浮かびながら見知らぬ世界を見渡すみろくは、新しいおもちゃを見つけた子どものように楽しげに微笑んだ。